2009年8月18日火曜日

「昭和の印鑑」その二



趣味のハンコ(見本)
「日高」「順ko」「義一」
朱色と言えば、朝日を拝む。
日の出の色。

はるかな縄文以来の自然信仰、太陽信仰が
脈々と生きたその時代から、
朱色は、太陽を表す象徴として崇められ、
その彩りのみならず、朱の成分としての
はたらきの重要性も忘れてはならない。

日常の中で、朱色に親しむ
日本人の感性、縄文のこころを取りもどす
糸口とする。

ゆいの「昭和の印鑑」は、趣味の印鑑として
新たに甦ることになる。(上の画像参照)
光を当てたい!昭和の「職人の技」。

■姿を隠した「昭和の印鑑」とは?
印鑑としての、その形、姿は用いる人の分身
であり、その「本体に彫刻を施すことは、傷を
つける」ことであり縁起でもない。・・・・・と
固執し吹聴する後続のメーカーが現れた。

折しも、印相の凶相、吉相がまことしやかに
ひろがりを見せたころであり、いつの間にか
「昭和の印鑑」は、姿を消し、問屋の倉庫で、
長い眠りにつくことになった。

人の手によって、世に産み出されたものは、
最後まで生かし切る勉めを、人は負うべき
であろう。

いや果ての終いには、丁重に「印章供養」を
行なうべき手はずも整えられている。


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