2009年10月25日日曜日

一位の枝

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
久しぶりの紹介
一位の木、小枝に刻む
北海道産、元林野庁に
お勤めだった。

退職後は、外国資本が
入る怖れのある山林を
自費で買い取り森を守
る。
使命感が伝わる加藤さ
んは、北海道留萌市。

四年前に、HPをご覧に
なったご縁から、活かし
てくださいと、
送って下さった。
赤っぽい木目が何とも
美しい。




今日は
同じ北海道旭川の松村様へ
「哲」の字を刻んで、言霊ハンコに同封して送る。
やはり寒い北国があうようです。オンコは。

東北、北海道では一位の木を「オンコ」とよんでいるそうですよ。
語源は、なんだろう。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

2009年8月21日金曜日

「昭和の印鑑」その三



甦る【昭和の印鑑】より


「慶」

「福々木槌」「松竹梅」「梅に鶯」「龍」など
その他、店内で限定ながら「吉祥絵柄」をご覧頂けます。
21年9月より「趣味の印鑑」としてご希望の文字を彫刻、
お手頃価格にて、ご提供です。
ここでは、「滝昇り鯉」の吉祥縁起についてお伝えしましょう。

鯉は、激流や滝を昇りきって「龍」になれるという中国の
古事「登竜門」から「出世鯉」として、超縁起の良い魚と
されました。

滝を力強くのぼる逞しい生命力は、困難に立ち向かい、
それらを克服して、大きな成功をつかむ「立身出世」の
象徴です。
鯉の頭上には、常(とこ)しえに青く松の枝が張りだして
います。千年松といわれ、古来より「長寿繁栄」のしるし
として尊ばれました。

松と鯉の絵柄は、松鯉(しょうり)=「勝利」に通じる運気
上昇を願うにふさわしい縁起の良い印鑑です。

ようこそ!ありがとうございます。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

2009年8月18日火曜日

「昭和の印鑑」その二



趣味のハンコ(見本)
「日高」「順ko」「義一」
朱色と言えば、朝日を拝む。
日の出の色。

はるかな縄文以来の自然信仰、太陽信仰が
脈々と生きたその時代から、
朱色は、太陽を表す象徴として崇められ、
その彩りのみならず、朱の成分としての
はたらきの重要性も忘れてはならない。

日常の中で、朱色に親しむ
日本人の感性、縄文のこころを取りもどす
糸口とする。

ゆいの「昭和の印鑑」は、趣味の印鑑として
新たに甦ることになる。(上の画像参照)
光を当てたい!昭和の「職人の技」。

■姿を隠した「昭和の印鑑」とは?
印鑑としての、その形、姿は用いる人の分身
であり、その「本体に彫刻を施すことは、傷を
つける」ことであり縁起でもない。・・・・・と
固執し吹聴する後続のメーカーが現れた。

折しも、印相の凶相、吉相がまことしやかに
ひろがりを見せたころであり、いつの間にか
「昭和の印鑑」は、姿を消し、問屋の倉庫で、
長い眠りにつくことになった。

人の手によって、世に産み出されたものは、
最後まで生かし切る勉めを、人は負うべき
であろう。

いや果ての終いには、丁重に「印章供養」を
行なうべき手はずも整えられている。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

2009年8月15日土曜日

「昭和の印鑑」




















甦る「昭和の印鑑」
上の画像は、名付けて「昭和の印鑑」
昭和30年~40年代の短期間に
世の中に登場した。

訳あって、間もなく姿を隠すことになる。
写真のように様々な絵柄が、
側面に刻まれている。

上の絵柄は「滝昇り鯉」
すべて縁起ものの吉祥絵柄が
当時の職人たちにより細密な手彫りが施される。

以来、二度と手彫りで登場すること
はなかった貴重な印鑑。

なぜ?姿を隠したかは・・・また、このつぎに。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

2009年8月9日日曜日

「蒼」

蒼は深い青色。  青々と草、茂るをいう。

「蒼空」は「そら」。 祝ご出産。
初めての命名は「蒼空」とされた。

濃い真っ青の空(そら)は、大地に立って遙かに
人が見渡す天地(あめつち)の天(あめ)をいう。
地(つち)に対しての天(あめ)である。

やまとことばでは、「そら」ともいう。
「そら」は、大地(地球)に添って、反りひろがるようす。

広い空のオゾンに包まれているのが地球であろう。
地球も空も月も、互いに影響を受けながら、
あるようにある、存在。

「おかげさま」、「おたがいさま」の関係ではなかろうか。

もはや、「おかげさま」、「おたがいさま」のコトバは、
日常には、ほとんど聴かれなくなった。

これでいいのだろうか。

これからも、空からのめぐみは無限。

地に生える南天自然木に刻んだ「蒼空」

ありがとうございます。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2009年7月18日土曜日

ほおずきの木札


うした名物
「ほおずき祭り」は今日から二日間開催される。

オリジナル木札の試作品が完成
表にはホオズキの絵
裏には
  う・・・うれしい
  し・・・しあわせ
  た・・・たのしい
うしたの町のキャッチフレーズが育ちつつある。

併せて、言霊(やまとことば)のはたらく意味を
ご紹介しよう。
  う・・・閉じて内部が充実するようす
  し・・・しっかりしめて統一するようす
  た・・・高く、ひろく多く足る、高貴なようす
この言霊の意味からも「うした」という地名から
その町の進むべきヒント、果たす役割がみえてくるが
いかがでしょう。


ようこそ!ありがとうございます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2009年6月30日火曜日

虫のいきたみち




数年前に、岡山県の知人より桃の枝を戴いた。
乾燥も終わり彫刻するつもりだった。

樹皮が一部はがれて浮き上がっていた。
次から次へとはがれる。

虫食いである。
すべてをはがしたのが、上の画像だ。

太い線上から、無数の細かい線上になって
言わば、本体から無数の枝が伸びるように

しかも先にゆくほどに、だんだん太くなる。

まるで、長い時間をかけて成長しながら
移動したかのように。

その緻密な美しさに、捨てがたいものを
感じる。

また、桃の枝は古来より“邪気”を祓う
強力なチカラがあることが知られる。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

2009年5月31日日曜日

彫ってみる



サクランボ(桜桃)と言えば山形
生産量は全国の70%とか

先日、剪定された枝を生かして
下さいと、送られてきた。

山形県朝日町「
おとめ肌農場」の
設楽典嵩さん。
金沢市の中西陽一さんのご紹介だった。

サクランボの花の開花前に剪定されたようだ
乾燥した花が残っていた。

品質日本一の佐藤錦であろう。
生の未乾燥の小枝に彫ってみた。

案の定ヒビが入る。
それはそれで自然な変化。

小枝の表皮が布団のように柔らか
分厚くクッション状にはビックリ。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

2009年5月6日水曜日

雲南の山桜

あっぱれ!































「5/5は開けてますか?」

午後、山ざくらの小枝を積んで常光さん。
数本かと思っていたが、二抱えはある。
提供していただいた。

郷里、雲南市の里山で前日採取された。
やまざくらと言えば、山地に自生する
高木樹、採取するのは大変な筈。

根本からはるか上部まで枝は出てない。
危険!極まりない情景が写る。

常光さんは、一言もそんな言葉を
出されない。

木工アートの知人と分け合って、
2.3年乾燥の後、活用する事にした。

雲南は島根県出雲の南、古来より
山地では、たたら製鉄も有名なところ。

スサノヲノミコトの須賀の宮があり、
ヤマタノオロチ伝説も伝わる。


「咲き終えて、花のあたまに、雄しべめしべ」
やまと心、余韻の象徴山桜花。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2009年5月1日金曜日

今日は自然木






























南天なんて、どこの庭にでもよく見かける
どんどん増えて益々生える“縁起もの”

時をりに、冬には切ってまびく。

今日は南天や山ざくらに彫刻。
(下側の写真は山ざくら)

すべて、ささやかな贈物にされる。

2009年4月28日火曜日

◆言霊ハンコで楽しむ




 







 
 




 >「手紙に魔法がかかったよう」
 >「命が吹き込まれ、福を呼ぶ手紙に変身」
         (◇言霊ハンコで楽しむ、より)


むらかみかずこさんは、
あるセミナーを担当されて、その参加者のお一人から
届いた礼状に押された「言霊ハンコ」を目にされた。

それを、ご縁に「ゆい」HPへ

『会社や商店のフアンを増やす』小冊子作成の第一人者
(有)はなまる企画代表・・・所沢市
ほんのり楽しむ手紙時間ブログhttp://www.yourletter.jp/

このたび、新刊好評『できる大人の一筆添える「小道具」活用術』の中に、
上の画像の通り「言霊ハンコ」をご紹介いただいている。



上記、佳書の紹介です。↓
おかげさまでアマゾン総合3位&増刷決定!\(^o^)/
2度目の重版、決まりました。うれしいです!感謝いたします!
『できる大人の"一筆添える"技術』むらかみかずこ著 
(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊、1365円)

2009年4月27日月曜日

ハッピーな、しるし



上の作品は、ご本人のハッピー文字の直筆を
丸いカタチに、初めて手がけたもの。

丸型オリジナル住所印は
「わ」のかたち、丸く円運動は、世の移り変わり
縁のつながりがあってこその円運動
只今、丸型がちょっとしたブーム。


「縁あるお方とハッピーの輪をどんどん広げたい!」
お礼の複写ハガキを頂いた。