数年前に、岡山県の知人より桃の枝を戴いた。
乾燥も終わり彫刻するつもりだった。
樹皮が一部はがれて浮き上がっていた。
次から次へとはがれる。
虫食いである。
すべてをはがしたのが、上の画像だ。
太い線上から、無数の細かい線上になって
言わば、本体から無数の枝が伸びるように
しかも先にゆくほどに、だんだん太くなる。
まるで、長い時間をかけて成長しながら
移動したかのように。
その緻密な美しさに、捨てがたいものを
感じる。
また、桃の枝は古来より“邪気”を祓う
強力なチカラがあることが知られる。
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